シェアハウスに住むメリット・デメリット

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シェアハウスといえばドラマ等の影響でキラキラした印象を持っている方も多いのではないでしょうか。

一方で、住んでみたいけど、実態はどんな感じなのかよく分からない…という方もいると思います。

私は記事投稿の直近まで国際シェアハウスに5年半ほど住んでいた経験があります。

現在は結婚を機に引っ越しをしましたが、長期間住んでみてどんなメリット・デメリットがあったのかお伝えしたいと思います。

この記事を読めばその実態が少しは見えるかもしれません。

最後にはどうやって探すのか、見極めのポイントも説明したいと思います。

なぜシェアハウスに住むことにしたのか

私の場合は、実家を出て一人暮らしがしたかったことと、英会話に興味があったので、国際シェアハウスで会話の練習ができそうと考えたからでした。

また、知り合いが以前住んでいたことがあり、雰囲気などを事前に聞くことができた事も入居を決めた理由でした。

一口にシェアハウスといっても色々な種類がある

入居者の人数が少ない小規模なシェアハウス

マンションのような作りの大型のシェアハウス

日本人が多く住んでいるシェアハウス

外国人が多く住んでいる国際シェアハウス

女性専用のシェアハウス

などなど…色々とあります。

実際の住んでみて感じたメリット

  • 一人暮らしできる
  • 家具、家電付き
  • 初期費用、退去費用が安い
  • 入居しやすい、退去しやすい 腰掛けに便利
  • いろんな人と会える
  • 家族のような関係
  • 部分的な掃除が不要な場合も(共用部)

それぞれ解説していきます。

一人暮らしできる

まず個人の部屋があって、キッチンやトイレ、お風呂などを共用部として使う形がスタンダードです。

シェアハウスという形式上、人との関わりがあるため、純粋な一人暮らしとは言えないかもしれませんが、個人の部屋があるのでプライベートな空間もしっかり確保できます。

家具、家電付き

シェアハウスは、家具、家電付きの物件がほとんどです。

生活に最低限必要な物は整っている場合が多いので、個人的な荷物のみで入居ができます。

ただし、家具家電付きの物件の場合、 設備が古かったりすることがあるので

内容は入居前にしっかりと確認が必要です。

初期費用、退去費用が安い

短期間での入居を想定している影響で、敷金礼金にあたる部分が少額の場合も多く、また退去費用も少ない傾向にあります。

また家具、家電付きであれば初期費用をさらに抑えることができます。

入居しやすい、退去しやすい 腰掛けに便利

初期費用、退去費用が安いので入居のハードルが低く、また短期の契約にも対応していることが多いので、次に住む場所が決まるまでの腰掛けのように使うこともできます。

ただ、シェアハウスによっては最低契約期間が決まっていたり(半年以上は住んでくださいなど)、入居に審査がある場合もあるので、個々のシェアハウスに確認が必要です。

いろんな人と会える

必ず良い人と会える、とは断言できませんが、縁とタイミングによっては親友になれるような友達や人生の先輩との出会い、自分とは違う生き方をしてきた人達に出会える事もあります。

私自身、年下も年上も、日本人も外国人も、男性女性含めて、たくさんの大切な友人ができました。

いろいろな価値観に触れることができる点は、シェアハウス最大のメリットかもしれません。

ちなみに、自分がシェアハウスに住んでいることを人に話すと「毎日パーティーしてるの?」とよく聞かれますが、そんなことはありません(笑)

仲の良い入居者達と、季節ごとのイベントを楽しんだり出掛けたりすることは定期的にあります。

家族のような関係

関わり方にもよりますが、同じ屋根の下で暮らしていると、仲の良い入居者とは不思議と絆のような感覚が芽生えて、ある意味で家族のような関係になります。

生活で困ったことがあれば助け合ったり、日常的に顔を合わせて交流する中で自然とそうなるのだと思います。

一緒に住んだ人達とは、今も連絡を取り合いますし、定期的に会っています。

部分的な掃除が不要な場合も(共用部)

家賃以外に共益費を支払っている場合や管理人が居る場合、共用部の清掃が不要なことがほとんどです。

具体的には、トイレ掃除、お風呂掃除、館内設備(廊下や階段などの建物全般)の掃除を管理側で行ってくれます。

実際の住んでみて感じたデメリット

  • 家賃が高めの場合も(その分、付加価値が)
  • いろんな人が住んでる(悪い意味で)
  • 共用部を使うので人と確実に会う
  • 共用部が汚い場合も(管理が不十分、他の入居者の使用が丁寧じゃない)
  • ルール、制約が多い場合も
  • 防犯(メリットになり得る場合もあり)
  • 当たり外れあり(活発かどうか)
  • いろんな人と会えるかは自分次第、タイミング次第
  • コロナで大打撃
  • 年齢制限

それぞれ解説していきます。

家賃が高めの場合も(その分、付加価値が)

周辺物件の相場より、家賃が割高な場合があります。

その分の付加価値として、インテリアがおしゃれであったり、管理維持の手間を担ってくれていたり、国際シェアハウスで外国人と交流できる場所であったりします。

いろんな人が住んでる(悪い意味で)

自分が住んだタイミングで他にどんな人が住んでいるかは分かりません。

そのため、時には面倒なタイプの人が住んでいたりすることもあります。

自分の身を守るためにも、問題があったら早急に管理人や管理会社に連絡するか、

どうしても自分に合わなければ、退去して別の場所を探すことをオススメします。

シェアハウスに住むことによって大きなストレスを抱えてしまうなら本末転倒ですからね。

共用部を使うので人と確実に会う

シェアハウスに住んでおいてなんですが、「人に会いたくない…」や「今日は誰とも話したくない…」という気分の時は存在します。

そんな時でも共用部を使えば(トイレやお風呂など)、他の住人に会うことになります。

共用部が汚い場合も(管理が不十分、他の入居者の使用が丁寧じゃない)

管理人や管理会社の手入れの具合によっては、共用部の清掃頻度が低く、

いつも汚れていたり、設備がボロボロになっているという状況も考えられます。

後述しますが、こういった点は入居前、実際に内覧に行った際にしっかりとチェックすることである程度回避できると思います。

また、管理側の清掃が十分でも、他の入居者のマナーが悪く、共用部の使い方が汚い場合もあります。

こういった場合もシェアハウスに住む上でのデメリットになります。

ルール、制約が多い場合も

シェアハウスでの生活は、個人の部屋はあるものの、集団生活の側面も大きいと感じます。

管理や運営をスムーズに行うために、色々なルールが設けられていることが多いです。

例えば、共用部の利用時間に制限があったり(キッチンやお風呂など)、喫煙や飲酒の制限、外部の人を部屋へ呼んではいけない、などシェアハウスによって様々です。

防犯(メリットになる得る場合もあり)

玄関・エントランスの防犯対策がしっかりしていないシェアハウスだと、誰でも出入り可能になってしまいます。

宅配業者や郵便局、最近ではウーバーイーツを頻繁に利用する入居者もいます。

防犯カメラが設置されているか、オートロックか、など入居前にしっかり確認することである程度対策できます。

また、他の入居者に自分が部屋に居るかどうかなど、行動を把握される可能性もあります。

ですが、逆にメリットになり得る場合もあります。

特に女性の入居者の話を聞くと、周囲に自分の顔見知りの人が住んでいる事によって、完全な一人暮らしとは違った安心感があるという方が多いです。

何かあっても助け合えますし、複数人の目があることで防犯効果が高まる点はメリットと言えると思います。

当たり外れあり(活発かどうか)

自分自身がシェアハウスにどういった価値を求めて入居するかによりますが、活気がある方が住む上で楽しいかなと個人的には思っています。

例えば、入居者同士の交流ができるように、管理者側が定期的に交流イベントを行っているなど。

逆に管理者側の意欲が低い場合、特に大型のシェアハウスでは入居者が馴染めず孤立するケースもあり得ます。

「自分は短期で住むだけだから」「交流もそんなに望んでない」という方も、できれば明るい雰囲気のシェアハウスの方が、住む上でプラスだと個人的には思います。

いろんな人と会えるかは自分次第、タイミング次第

定期的に交流イベント等があれば、他の入居者と話す機会もありますが、そういった機会がない場合は、勇気を出して自分から声をかけて交流していくことが必要な場合もあります。

そして、シェアハウスは短期で住んでいる方も多いので、よく人が入れ替わります。

季節によって人数の増減がありますし、様々です。

自分が入居したタイミングによっては、全然人が住んでいない…なんてこともあり得ます。

コロナで大打撃

私の住んでいたシェアハウスでは、新型コロナの影響で人の動きが少なくなり、新しい入居者がなかなか来なくなりました。

国際シェアハウスということもあり、外国人の入居者も多く居ましたが、もともと長期滞在の予定だった人達が次々と帰国することになって、一気に閑散としていました。

それでもその後、何人か新しい入居者が来ていましたが元の状態には程遠かったです。

コロナが落ち着くまでは、なかなか回復は難しいでしょう。

一方で、日本人の方はある程度移動の自由が効くので、時々新しい入居者の方が来ていましたが、やはり以前とは比べようがないほど動きが少なくなっていました。

年齢制限

シェアハウスによっては、入居する際に審査があります。

審査基準は様々ですが、年齢制限を設けているところもあります。

友人の事例ですが、以前住んでいたシェアハウスに再度住みたいとなった時に、年齢制限で断られた話を聞いたことがあります。

どうやってシェアハウスを探すのか

色々メリット・デメリットがあるのは分かったけど、まずどうやって探したらいいの?という疑問を持つ方もいると思います。

探し方は至って簡単で、「ネットで検索」になります。

検索する際のやり方としては、グーグルなどで

「シェアハウス 地域名(OO県やOO市など)」

で検索。

場合によっては「国際シェアハウス」にしてみたり、「家具付き」などを追加して、自分の好きな条件にアレンジして検索します。

なかには、シェアハウス専門で物件を掲載しているサイトもあります。

シェアハウス探しの専門メディア ひつじ不動産

シェアハウスのオシャレオモシロフドウサンメディア ひつじ不動産
ひつじ不動産はシェアハウス専門の総合メディア。魅力的なデザインや設備はもちろん、女性向け、ユニークなコンセプトのシェアハウスも充実。自分にぴったりの入居先の探し方、後悔しない選び方、生活の注意点など、初めての方にも役立つ豊富なコンテンツが充実。

シェアハウス見極めのポイント

サイトをくまなく見て雰囲気を感じる

コンセプトやどんな形態のシェアハウスなのか確認しましょう。

写真を見てシェアハウス全体の雰囲気を掴みましょう。

※写真写りが良いだけの場合もありますので、最終的には現地で自分の目で

確認することをオススメします。

サイトを見て気になる点はどんどん質問しましょう。

メールで対応可能な場合がほとんどです。

内覧しにいく

やはり現地で実際に見ることが見極めの大きなポイントです。

1.建物の雰囲気、設備がきれいかどうか

  • セキュリティの設備
  • キッチン、トイレ、お風呂などの共用部
  • 宅配ボックスの有無
  • 部屋の設備や家具
  • etc…

2.住人の雰囲気や、どんな層の人達が住んでいるのか

  • 男性が多いのか、女性が多いのか
  • 若い人が多いのか、年配が多いのか
  • 日本人が多いのか、外国人が多いのか
  • 社会人が多いのか、学生が多いのか
  • etc…

3.内覧で案内してくれるシェアハウスのスタッフの方に、色々と聞いてみる

  • ここは学生が多いですか?
  • 夜中うるさくないですか?
  • 入居者と交流できるイベントはありますか?
  • コロナの感染対策はしていますか?
  • 入居退去のルールはありますか?
  • トラブルがあった場合、どうすればいいですか?
  • 入居者同士の交流は活発ですか?
  • お試しで短期間住むことはできますか?
  • etc…

など、自分自身の許容範囲や価値観と照らし合わせながら判断すると良いと思います。

重要なのは、気になった点はなるべく何でも聞いて、不安点を減らしておくことです。

【まとめ】自分がどこに価値を感じてシェアハウスを選ぶのかが大事

実家を出て気軽に一人暮らしを楽しみたいな

いろんな価値観の人と交流してみたいな

できるだけ初期費用や家具にお金をかけたくないな

外国人の友達を作って英語を上達させたいな

など、

目的にあったシェアハウスを選ぶことが大事になると思います。

おわりに

私自身シェアハウスに住んでみて良いことも悪いことも色々経験しましたが、人生の中でかけがえのない経験になっています。

一緒に住んでいた人達とは今でも交流がありますし、海外の友人もたくさんできました。

シェアハウスのことは今後も発信していこうと思っています。

それではまた!

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